継松寺の由緒
文化財紹介
Cultural property
継松寺の宝物
県指定文化財 (非公開)
普賢延命菩薩像 室町時代
像は背に大月輪を負い頭に五仏の宝冠をいただき、右手に金剛杵、左手に金剛鈴を持って蓮華座上に結跏趺座しています。
絹本著色、掛幅装、縦92cm、横37cm
曽我蕭白筆 雪山童子図 江戸時代
曽我蕭白筆 雪山童子図(そがしょうはく せっせんどうじず)
雪山童子が大きく両手を広げて樹上から飛び下りようとし、下では羅刹が大口をあけ、牙をむき出して童子を睨み返しています。
釈迦の前世の説話を集めたジャータカの図で、蕭白35歳ごろの作品だと考えられています。
紙本著色、掛幅装、縦170.3cm、横124.6cm
岡寺版集帖 江戸時代
平成22年3月県文化財指定
四編 三十七帖
書家の韓天寿と当時の住職快雄が共同で作成した書道の手本。
岡寺版集帖版木 江戸時代
平成22年3月県文化財指定
上記集帖の版木158枚
両界曼荼羅 室町時代
各縦93cm 横78cm
平成22年3月県文化財指定
県内では最古例の類に属する。
市指定文化財
書院 江戸時代
大棟の鬼板に
【寛永六年(1629)九月吉日伊勢山田ノ住人石品ハ吉佐衛門作】と、へら書きがあります。
松ヶ島城の建物を移築したものと伝えられています。
桁行九間、梁行六間。
入母屋造、本瓦葺。
鐘楼・銅鐘 江戸時代
袴腰付の建物で梵鐘銘に
【寛永十六年竜集(1639)己卯立秋 鐘楼大工打田六郎右衛門正次】とあります。
方一間、切妻造、本瓦葺。
銅燈篭 江戸時代
銅燈篭(総高242cm)と銅鐘(総高117cm)は津の鋳物師・辻重種の手によるもので寛永十六年(1639)の作。
銅香炉 江戸時代
銅香炉(総高194cm)は小津家の当主が安永六年(1777)に寄進したもので、銘文は書家韓天寿が書いています。